昨今は様々な分野でデジタル化による生産性の向上などが行われています。当社もデジタル化の取組を逐次実施し、未来永劫皆様の歯とお口の健康を支えることを目指していきます。

デジタル化による患者様へのメリット

 歯科の業界におけるデジタル化は「デジタルデンティストリー」と呼ばれています。

 当社は、「デジタルデンティストリー」を推進していく事業所となるべく、事業を展開しています。

 昨今のデジタル技術の進化はすさまじいものがあり、今までの技術ではできなかった様々なことができるようになります。

 虫歯の治療をされたことのある方はお分かりかとは思いますが、ピンク色の粘土のような材料をお口に入れられた経験はございませんか?

 あれは、「歯型」をとるために必要なことなのですが、どうしても違和感を感じ吐き気をもよおす患者様もいらっしゃいます。



 しかし、今では必ずしもこの型取りを行う必要がなくなりました。

 お口の中をスキャンしていくだけで、正確な型取りができる時代になったのです。


 このように技術の進歩はすさまじく、歯科業界全般に与えるインパクトも大きなものであります。

 当社は今後、積極的なデジタル化を推進し、患者の皆様によりよい補綴物の提供を心掛けていきます。

新しいビジネスモデルの構築

 また、当社は積極的なデジタル化の推進により、社内における生産性を向上させつつも、既存の手作業において培ってきた技術を融合させることで、今までではできなかったビジネスモデルを構築します。


 その一つが、「地域医療の質の向上」です。


 最先端の設備はどうしても都市部に集中する傾向にあります。

 当社は、一地方の歯科技工所として、積極的に最先端の設備を導入することで生産性を向上させ、身近な歯科医院と連携し質の高い医療を提供する体制を構築し、地域医療の向上を果たしつつ、低コスト化による持続的な地域密着型医療を行うことが可能であると考えています。

 当社が創業から今まで培ってきた技術に高度なデジタル化を行うことで、より生産性の高い技工技術を生み出し、地域社会への貢献を行っていきます。

当社の基本戦略

 当社は、次によりデジタル化を推進していきます。

 また、上記戦略目標を達成するために、次のロードマップの例によりDX推進計画を立案し、DX化を推進しています。

DX組織図

現時点(令和4年6月時点)での当社におけるDX推進事業に関する組織図については、下図のとおりです。

推進の状況に合わせ、組織を改編する計画です。